万年筆を買いました。
パイロットの万年筆cocoonを買いました。
楽天のポイントの期限が迫っていたので買ったのですが、
初めて買った万年筆がcocoonなのでとても思い入れがあります。
万年筆は3年ぶりくらい
数年前に万年筆にはまっていくつか持っていたことがありました。
とは言ってもそんなに高いものではなくてショウケースにも入っていないような安いものが圧倒的で、
その中でもcocoonは一番高いものでした。
妊娠した時に何を思ったのか全て処分してしまったので初代cocoonももう手元にありません。
マジで何を思っていたんでしょうね…。
はじめての妊娠子育てによくある過剰に心配した結果や子供の安全のためだったと思うのですが、
今考えると捨てなくてよかったのでは…。
今回は楽天のポイントの消費ですから出すお金は54円ととてもお得に買えたと思います。
万年筆は海外の万年筆は持ったことがないのでわからないのですが、
キャップ付きの万年筆はキャップをすることで重心がうまく取れるようになっているので
キャップを付けて使いましょう。
万年筆はボールペンと比べると重いのですが、
その重さがしっくり手に馴染むようになっています。
パイロットのcocoonは楕円形をした万年筆です。
その名前の通り「繭」をイメージして作られています。
メタリックカラーが現代的でとても美しい万年筆です。
3000円くらいのものだけど高級感もありますよね。
滑り止め的なものがないのでちょっと疲れやすいかもしれません。

カートリッジもコンバータも捨てがたい
万年筆を使うにはカートリッジと言われるインクが最初から入っているものと
コンバータと言われる空のインクのケースにインクを注入して使う方法があります。
「インク沼」と言われる万年筆のインクばかりを集めている人がいるのは
本当に色とりどりのインクがあるからです。
ラベルやボトルの美しさもあるので本当にどれを使うか悩んでしまうのですが、
それが手間ならカートリッジを使うと言った感じ。
沼にハマる気はなくてインクのボトルを使い切れないかも…という人もカートリッジがおすすめです。
私は今回黒オンリーに絞って使いたいので沼にハマる予定はないのですが(はまりたくてハマる人もいないけどね)、
黒一つにしても本当に豊富で「黒は黒じゃないんか」という感じもしますが、
インクを指でこすると青っぽくなったり緑っぽくなったりとそれぞれ特色があります。
普通に買いた時も少しずつ違ったりするのでそれでまた悩むというのがあるんですね。
海外のインクも綺麗なので気になる方はチェックしてみてください。
万年筆のペン先の違い
ボールペンと同じように万年筆にもペン先の太さがあって選ぶ時にとても重要となります。
素材も大事…とかあるのですが、
今回は太さ。万年筆のペン先の太さはEF、F、MF、M、Bがあり、EFが一番細くなります。
日本や台湾などの万年筆は細いペン先が多いです。
ヨーロッパなどの万年筆で同じFでも日本のFの方が細かったりします。
これは日本は漢字文化で細かな文字を書き、
更にハンコがあるのでサインの習慣がないためです。
一方ヨーロッパはサイン文化でアルファベットを使うので太いペン先の方が好まれるようです。
なので日記などを細かくたくさん書きたいなら日本の万年筆がおすすめです。
実際に書いてみよう
万年筆はボールペンとはまた違ったインクを使っているので
長時間インクを入れっぱなしにすると中で固まって出なくなってしまうのでガシガシ書いた方がいいです。
筆まめじゃないとあっという間にメンテナンスが必要になります。
メンテナンスはペン先だけコップに水を入れたものに入れておくと綺麗になります。
また万年筆は持ち主の書き方のくせが出るので人様に貸せません。
前に一回主人に試し書きされたことがあって戻ってきたらうわー…となったことが(^◇^;)
特におかしな使い方をされたわけでもなく一回ささっと書いただけなのですが、
それだけでも違和感が出てしまうものなのです。
が、その特別感っていうのはいいですよね。
自分の万年筆!!って感じになります。高いボールペンでもこれはできないのでは。
万年筆ならではの贅沢です。

まとめ
万年筆って買うのからインクの注入、
メンテナンスから書いてる時間までどれを取っても贅沢な筆記具ですよね。
文字を書くだけ、
なのにここまでの手間をかけるって普通に過ごしてたらなかなか手に入れられない贅沢です。
5000円以下、3000円以下の万年筆は思ったよりも沢山あります。
カクノという1000円の万年筆は数年前に本当に人気になりました。
練習用の万年筆なのですが、書き味もよく今でも根強く売れ続けています。
自分だけの筆記具になりますから是非探してみてくださいね。